はじめに:愛されたいのに、なぜか怖い——そんなあなたへ
「本当は愛されたいのに、なぜか心を開けない」「素直に甘えることができない」
そんなジレンマを抱えている方は少なくありません。
人との距離を取ってしまうのは、あなたが冷たいからでも、愛される価値がないからでもなく、
“心が自分を守っている”だけなのです。
この記事では、愛を求めながらも怖さを感じてしまう理由と、
安心して心を開くためのステップをお伝えします。
「愛されたいのに怖い」と感じる理由
1. 過去の傷が「もう傷つきたくない」と言っている
過去の恋愛、家族関係、職場などでの経験から、
「拒絶された」「裏切られた」「愛が一方通行だった」と感じたことはありませんか?
その痛みが心の奥に残ると、「また同じことが起こるかもしれない」と
無意識にブレーキをかけてしまいます。
2. 「本当の自分」を見せるのが怖い
誰かに本音を見せることは、同時に“傷つく可能性”を受け入れることでもあります。
だからこそ、「嫌われたくない」「重いと思われたくない」と、
自分を少し隠してしまうのです。
3. 愛されることに「慣れていない」
幼少期から「我慢することが愛」「役に立つことで認められる」と教わってきた人ほど、
“受け取る愛”に戸惑いを感じます。
誰かが優しくしてくれても、「本当に?」「裏があるのでは?」と感じてしまうことがあります。
心を閉ざしてしまう人が無意識にしていること
- 相手に本音を言う前に「察してほしい」と思う
- 相手に頼るより、自分一人で頑張る
- 「どうせ理解されない」と思って先に距離を取る
- 優しくされると不安になる(「なぜ私に?」と感じる)
これらはすべて、“愛されたい気持ちを守るための防御反応”です。
悪いことではなく、あなたの心が安全を求めているサインなのです。
愛されることへの怖さを癒す3つのステップ
ステップ1:怖がっている自分を責めない
「どうして私は素直になれないんだろう」と自分を責めるのはやめましょう。
怖いと感じるのは、それだけ愛を大切にしている証拠。
まずは「私は怖いと感じているんだね」と、
その感情をやさしく認めてあげてください。
ステップ2:安心できる関係から“受け取る練習”をする
いきなり恋愛関係や親密な人間関係で心を開くのは難しいもの。
まずは、あなたが安心できる人——友人、同僚、ヒーラーなど——との関わりで
「受け取っても大丈夫」という感覚を少しずつ育てていきましょう。
ステップ3:身体の緊張をゆるめる
心が閉じているとき、身体も一緒に固くなっています。
肩・胸・お腹をゆるめて、深く呼吸してみましょう。
タントリックヒーリングのように「呼吸」と「感覚」を通して心を解放すると、
「怖さ」が少しずつ“安心”へと変わっていきます。
タントリックヒーリングで心を開くプロセス
| 段階 | 体験 | 変化 |
|---|---|---|
| ① 安心の土台づくり | 呼吸を整え、心の緊張をゆるめる | 「ここは安全だ」と身体が感じる |
| ② 感情の解放 | 涙や温かさが自然にあふれる | 「我慢しなくていい」と心が理解する |
| ③ 自己受容 | 「このままでいい」と穏やかな気持ちになる | 愛を受け取る準備が整う |
愛される準備ができているサイン
- 過去の恋愛を振り返っても、責めるより「ありがとう」と思える
- 人に頼ることが少し楽になってきた
- 「私は愛されていい」と思える瞬間が増えた
- 涙や安心感が自然に出てくる
これらは、心が“安全”を感じ始めた証拠。
怖さが完全になくならなくても、愛を受け取る準備はすでに始まっています。
おわりに:愛されることを、もう怖がらなくていい
愛されることは、特別な人だけの特権ではありません。
あなたが「もう一度、信じてみよう」と思えた瞬間から、
愛は静かにあなたの中で流れ始めます。
タントリックヒーリングでは、
「愛を信じること」「感じること」「受け取ること」——
そのすべてを安心して体験できる時間を提供しています。
怖くても大丈夫。その一歩を踏み出す勇気が、
すでに“愛に向かって開いている”ということだから。
淡路ゆん 自己紹介はこちら:
淡路 ゆんとタントリックヒーリング
ヒーリングの基礎はこちら:
ヒーリングとは?意味・種類・効果を初心者向けに解説